Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

携帯電話により個人情報漏洩リスクを押さえた渉外支援システム - KDDIとHPが共同開発

KDDIと日本ヒューレット・パッカードは、auの携帯電話により個人情報漏洩の防止機能を実現した「渉外支援システム」を開発、東京都民銀行に提供すると発表した。

同システムは、au携帯電話に搭載されているBREWアプリケーションの機能を利用し、渉外活動における個人情報漏洩対策を実現する。KDDIのデータベースからダウンロードした顧客情報をもとに渉外を行い、その日の活動が終わるとデータは自動的に消去される。

また、個人情報の入った携帯電話を紛失した場合には、システム管理者から携帯電話に情報を直接送信できる「センタープッシュ」機能により携帯電話内の個人情報を消去し、情報漏洩を防ぐ。

さらに、一定期間データアクセスがない場合のデータ自動消去機能や、データの暗号化といったセキュリティ機能も装備されている。同システムは、2005年度上半期中に稼動する予定で、パッケージシステムとしても発売する予定だという。

(Security NEXT - 2005/03/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Chrome」にゼロデイ脆弱性、詳細は調整中 - アップデートで修正
ワークフロー実行ツール「n8n」に脆弱性 - アップデートで修正
監視ツール「Barracuda RMM」に深刻な複数脆弱性 - アップデートを
「Apache Struts」にDoS脆弱性 - ディスク領域枯渇のおそれ
「Node.js」にセキュリティアップデート - 12月15日に公開予定
成人の日記念行事の案内ハガキを紛失 - 福岡市
患者の個人情報含む書類をFAXで誤送信 - 千葉労災病院
ネットワーク侵害を確認、詳細を調査 - テーオーシー
悪用確認された「WinRAR」「Windows」の脆弱性に注意喚起 - 米当局
エンドポイント管理製品「Ivanti EPM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も