Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

大東ガス、顧客情報が保存されたカードを紛失

大東ガスは、業務に用いる携帯端末で利用するOSカードを紛失したと発表した。同カードには、バックアップ用として顧客の個人情報が保存されていたという。

同社によれば、作業員が業務中に携帯端末を落下、動作しなくなったため、作業を終了し、帰宅した。その後、連絡を受けた担当者が端末を確認したところ、OSカードの紛失に気がついたという。

OSカードにはバックアップ目的で、朝霞市一部地域の顧客情報が保存されていた。含まれる個人情報は、氏名や住所、電話番号など。一部マスコミの報道では2000件弱が保存されていたという。

同社では警察へ被害を届けるとともに、ホームページに謝罪文を掲載している。

(Security NEXT - 2005/01/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

病院向け月刊誌に患者の個人情報 - 石川県の公立病院
図書館読み聞かせボランティア向けのメールで誤送信 - 柏崎市
医療者向け会員サービスで個人情報が閲覧可能に - 権限設定ミス
NASがランサム被害、個人情報流出の可能性 - 順大
Progress製DB接続ドライバ「DataDirect」に複数の脆弱性
「NVIDIA DGX Spark」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Azure Bastion」「SharePoint Online」に深刻な脆弱性 - すでに修正済み
イベント参加者の個人情報含むファイルをメールで誤送信 - 東京都
市営住宅入居者の個人情報含むディスクを紛失 - 京都市
飲食店営業許可施設一覧に誤って個人情報を誤掲載 - 神奈川県