Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

個人情報保護法の全面施行にあたり見解を発表 - 新聞協会編集委員会

日本新聞協会編集委員会は、4月1日から個人情報保護法が全面施行されるにあたり、新聞界の姿勢を明らかにするため、「個人情報保護法の全面施行にあたっての見解」を発表した。

同見解は、これまで新聞界が個人情報保護の重要性を指摘するとともに、表現、報道の自由を損なうことのないよう主張してきたことを確認している。そして今後は、個人情報を取り扱ううえで適切な措置を自主的に講じていくとしている。

また、報道の自由と個人情報の保護といった異なる理念がぶつかった場合、国民の信頼と理解が得られる接点を見い出し、解決していく決意があると述べている。さらに、個人のプライバシーに配慮することを掲げた新聞倫理綱領を踏まえ、報道倫理に基づいて個人情報を取り扱っていく考えであるとしている。

(Security NEXT - 2005/01/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

高校の体験入学申込サイトで個人情報が閲覧可能に - 福岡県
移行時に注文データが異なる個人情報と紐づく不具合 - ambie
産後ケアの利用者名簿を委託業者にメールで誤送信 - 館林市
委託先がランサム被害、ECサイト利用者に影響 - アテックスHD
「Chrome」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Chrome」にアップデート - 5件のセキュリティ修正
「Firefox 143」を公開 - 脆弱性11件を解消
Wondershareのファイル修復ソフトに脆弱性 - パッチ提供状況は不明
UTM製品「WatchGuard Firebox」のVPN機能に深刻な脆弱性
PTA理事宛の一斉メールで誤送信 - 埼玉県立高