Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

日本レコード協会、3回目の不正音楽ファイル発信者情報開示請求

日本レコード協会は、同協会の会員7社が、ファイル交換ソフトで音楽ファイルを不正にアップロードしているユーザー14名の氏名開示を求める請求を、プロバイダ7社に対して行ったと発表した。

同協会では、音楽ファイルを不正にアップロードしていると思われるユーザーに対して、2004年3月から、注意を喚起する通知を行ってきた。しかし同様の不正行為が後を絶たないため、損害賠償請求を行う準備として、以前より氏名など発信者情報の開示をプロバイダに対して求めている。

同協会は11月15日に12名、12月7日に18名を対象とした発信者情報の開示請求を行っており、今回3度目の開示請求で、合わせてユーザー44名の発信者情報の開示請求を、プロバイダ13社に対して行ったこととなる。

なお、開示請求を行ったのはビクターエンタテインメント、ユニバーサルミュージック、東芝EMI、ワーナーミュージック・ジャパン、BMGファンハウス、エイベックス、ソニー・ミュージックレコーズの7社。

リリース
http://www.riaj.or.jp/release/pr041227.html

日本レコード協会
http://www.riaj.or.jp/

(Security NEXT - 2004/12/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

米CISA、ファイル共有ツールなどの脆弱性3件を悪用リストに追加
海外子会社でランサム被害、情報流出など影響を調査 - 富士電機
「Cisco ASA」のウェブVPNログインページ脆弱性 - 攻撃試行を確認
プロバイダ向け「Veeam Service Provider Console」に深刻な脆弱性
11月は脆弱性22件の悪用に注意を喚起 - 米当局
「Veeam Backup & Replication」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NEC製ルータ「UNIVERGE IXシリーズ」に複数の脆弱性
別会員の購入情報が記載されたメールを誤送信 - FC東京
再委託先が異なる案件のメールで個人情報を誤送信 - 静岡県
「FFmpeg」にダブルフリーの脆弱性 - パッチで修正