トレンドマイクロ、11月度のウイルス感染被害レポートを発表
トレンドマイクロは、日本国内における、2004年11月度のコンピュータウイルス感染被害報告件数マンスリーレポートを発表した。
同レポートは、2004年11月1日から同30日までに、日本のトレンドマイクロのサポートセンターに寄せられたウイルス被害件数をもとにランク付けを行ったもの。
今月のウイルス感染被害の総報告数は3723件と、10月の4255件からさらに減少している。これまで上位を占めていたトロイの木馬に代わって、1位がWORM_NETSKY、2位がWORM_BAGLEと、およそ半年ぶりにワーム型が上位を独占した。しかし両ワームによる被害は、発生初期における小規模なものにとどまった。
今回新しく10位にランクインしたEXPLOIT-MS04-032は、ウイルスではなく、脆弱性を持つコンピューターにエラーを起こさせるための攻撃コードで、Windows XPにのみ有効のもの。そのため同社では、Windowsアップデートによるセキュリティホール対策は必須だとしている。
(Security NEXT - 2004/12/07 )
ツイート
PR
関連記事
GovTech東京の支援プログラム、受講者間で個人情報が閲覧可能に
保存場所を誤り、児童用端末から成績が閲覧可能に - 大阪市
職員が患者の検査画像をSNSに投稿 - 都内の循環器専門病院
健康ポイント参加者宛の案内メールで誤送信 - 鏡野町
不正アクセスにより採用情報ページでシステム障害 - 日東エネルギー
日本コロムビアやグループ会社にサイバー攻撃 - 詳細を調査中
米政府、「Exchange Server」脆弱性で緊急指令 - 週末返上での対応求める
川崎市、要配慮個人情報の事故報告で遅れ - 個情委が指導
「JWE」のRuby実装に深刻な脆弱性 - 総当たり攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外パッチ