Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

メールに電子署名を自動付加するサーバ - フィッシング詐欺防止に効果

ホライズン・デジタル・エンタープライズは、社内のメールゲートウェイ付近に設置するだけで、電子署名付きのメール送信を可能にする「HDE Signed Mail Gateway 1.0」を、2005年1月11日より発売する。

同製品は、企業が送信するすべてのメールに個別の電子署名を自動付加することで、第三者によるなりすましやフィッシング詐欺を予防するもの。SMTPリレーサーバ形式を採用、企業内ネットワークの設定を変更することなく、メールゲートウェイ付近に設置するだけで利用できる。

S/MIME認証方式を利用しているため、同ソフトから送信されたメールを受信する企業に特別なサーバやソフトウェアは必要ない。また、携帯電話やウェブメールなど、電子署名に対応していないメールアドレスには電子署名を付加しないといった柔軟な設定が可能。

価格は、1サーバあたり210万円から。

(Security NEXT - 2004/12/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み