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富士通、情報漏洩の兆候を通知するセキュリティサービスを提供

富士通は、企業を対象に、個人データの安全管理措置をトータルに支援する「個人情報保護対策サービス」の提供を開始した。

同サービスは、「簡易評価診断サービス」、「導入支援サービス」および「運用サービス」から構成されている。中でも「運用サービス」では、顧客システム内における情報漏洩の兆候を遠隔監視し、不審な挙動の発生を管理者に通知するサービスが含提供される。これにより同社では、漏洩事故の発生を最小限に止めることが可能だとしている。

また「導入支援サービス」では、同社のセキュリティ技術をベースに、生体認証、暗号化ツール、データコピー防止ツール、入退室管理などを用いた個人情報保護対策システムの構築を短期間で行う。

無償で提供される「簡易評価診断サービス」以外の価格は、個別見積もりとなっている。なお、「運用サービス」の提供は2005年2月から。

(Security NEXT - 2004/10/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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