Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

データベースの不正アクセス防止を目指し、オラクルとラックが協業

日本オラクルとラックは、データベースへの不正アクセスの防止を目指し、協業した。両社は、不正アクセスを行った犯人の特定を可能にする技術、「データベース・フォレンジック」を発表した。

日本オラクルでは、データベースに格納された情報への侵害に対するセキュリティ監視に特化し、ラックの所有するセキュリティ技術と併せて、「データベース・フォレンジック」を確立し、データベースへの詳細なログ、ネットワーク上のログ、サーバOS上のログを記録、分析、監視する技術を発展させる。

両社は、不正アクセス元を追跡する技術、「コンピュータ・フォレンジック」を民間レベルでの研究、利用促進、社会的な枠組みの整備を目指す。

(Security NEXT - 2004/09/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意