Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

無線LANのセキュリティ対策、民間企業に対策の遅れ

総務省が実施した「情報セキュリティに関する実態調査」によれば、無線LANのセキュリティ対策を全く施していない民間企業が14%に達した。

同調査は、東証一部、東証二部に上場している民間企業と各種団体を対象に実施したもの。無線LANの導入は全体の半分に達し、全社的に利用している企業も5%弱となっている。

しかしながら、民間企業において何かしらセキュリティ対策を行っていると回答した企業は69.8%、病院にいたっては58.6%と低い数値を示している。一方、地方自治体では81%が対策を取っており、民間企業における対策の遅れが目立つ結果となった。

(Security NEXT - 2004/07/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Active! mail」に深刻な脆弱性、すでに悪用も - 侵害確認方法を調査中
「あいちロボット産業クラスター推進協議会」のサイトが侵害 - 外部サイトへ誘導
米政府、WindowsやApple複数製品の脆弱性悪用に注意喚起
Dell「PowerScale OneFS」に深刻な脆弱性 - 乗っ取りリスクも
リモートアクセス製品「SonicWall SMA100」の既知脆弱性が標的に
「Chrome」に2件の脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「CVEプログラム」のサービス停止を回避 - CISAがオプション期間を行使
「Omnissa UAG」にCORSバイパスの脆弱性 - アップデートを公開
Apple、「macOS Sequoia 15.4.1」をリリース - 脆弱性2件へ対処
ASUS製ルータの脆弱性、ベンダー発表以上に高リスク - 国内外で被害拡大