「Adobe Flash Player」に深刻な脆弱性 - 72時間以内に更新を
Adobe Systemsは、深刻な脆弱性に対応した「Adobe Flash Player」のセキュリティアップデートを公開した。

13件の脆弱性が修正された「Adobe Flash Player」のアップデート
今回のアップデートは、メモリ破壊やバッファオーバーフロー、解放したメモリへアクセスする「use after free」、セキュリティ機能のバイパスなど、CVEベースで脆弱性13件に対応した。
脆弱性が悪用された場合、システムの制御を奪われるおそれがある。同社は「Windows」「Mac OS X」「Linux」およびブラウザ同梱版向けに最新版となる「同24.0.0.194」を提供する。
「Windows」「Mac OS X」およびブラウザ同梱版については、適用優先度を3段階中もっとも高い「1」にレーティングしており、72時間以内を目安にアップデートするよう推奨。「Linux」については、適用優先度を任意のタイミングでアップデートを求める「3」とした。
今回同社が修正した脆弱性は以下のとおり。
CVE-2017-2925
CVE-2017-2926
CVE-2017-2927
CVE-2017-2928
CVE-2017-2930
CVE-2017-2931
CVE-2017-2932
CVE-2017-2933
CVE-2017-2934
CVE-2017-2935
CVE-2017-2936
CVE-2017-2937
CVE-2017-2938
(Security NEXT - 2017/01/11 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「MongoDB」に脆弱性「MongoBleed」 - 「PoC」公開、早急に対応を
メール転送エージェント「Exim」に脆弱性 - 「クリティカル」評価も
「Apache NiFi」の「Asana」連携の一部処理にRCE脆弱性
ワークフローツール「n8n」に今月3件目の「クリティカル」脆弱性
「IBM API Connect」に認証回避の脆弱性 - 暫定修正を提供
Fortinet「FortiOS」既知脆弱性の悪用を確認 - 認証回避のおそれ
Atlassian、前月更新で脆弱性46件を修正 - クリティカル9件含むも影響は限定的
NVIDIAのAI基盤「NeMo Framework」に複数脆弱性 - 修正版が公開
「Trend Micro Apex One」のEDR機能に脆弱性 - パッチは2026年1月に公開
約4万件の脆弱性から分析、2025年の危険な「脆弱性タイプ」トップ25
