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VMwareの複数製品に深刻な脆弱性 - 修正パッチがリリース

VMwareは、同社複数の製品に対してセキュリティパッチをリリースし、深刻な脆弱性を解消した。

「VMware ESXi」「VMware Workstation」「VMware Fusion」「VMware Tools」において、あわせて8件の脆弱性が明らかとなったもの。同社は脆弱性の重要度について「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

具体的には、「VMware Workstation」におけるバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2016-7081」をはじめ、メモリ破壊が生じる複数の脆弱性、インストーラーが不正なDLLファイルを読み込む脆弱性が判明。また「VMware Tools」には、NULLポインタ参照の脆弱性「CVE-2016-7079」「 CVE-2016-7080」などが含まれる。

同社では、各製品向けに脆弱性を解消するパッチを用意。利用者へ対応を呼びかけている。今回修正した脆弱性は以下のとおり。

CVE-2016-7081
CVE-2016-7082
CVE-2016-7083
CVE-2016-7084
CVE-2016-7079
CVE-2016-7080
CVE-2016-7085
CVE-2016-7086

(Security NEXT - 2016/09/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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