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クレカ情報1.4万件流出の可能性、セキュリティコードも - アドプリント

印刷通販のアドプリントは、同社が運営するウェブサーバなどが不正アクセスを受け、クレジットカード情報を含む関連ECサイトの顧客に関する個人情報が、外部へ流出した可能性があることを明らかにした。

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被害を公表したアドプリント

同社が運営するウェブサーバやデータベースサーバが不正アクセスを受けたもので、クレジットカード決済を利用した顧客のクレジットカード情報など、サーバに保存されていた個人情報1万4627件が流出した可能性があることが判明した。

具体的には、「adprint」を含む関連12サイトで2014年8月25日から2015年9月23日にかけてカード決済を利用した顧客や、2016年5月20日から8月14日までに「adprint」を含む関連7サイトでカード決済を行った顧客が対象となる。

クレジットカードの名義や番号、有効期限、セキュリティコードのほか、住所や電話番号、メールアドレスが含まれる。クレジットカード以外の決済方法を利用した顧客は影響を受けないとしている。

(Security NEXT - 2016/09/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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