HTTPサーバ「HFS」にDoS攻撃受けるおそれがある脆弱性
「Windows」向けに提供されているオープンソースのHTTPサーバ「HFS(HTTP File Server)」にリモートより攻撃が可能となる脆弱性が明らかとなった。
「同v2.3m Build 300」において、仮想ファイルや仮想フォルダを利用している場合に、細工したリクエストによってバッファオーバーフローが生じ、クラッシュする脆弱性「CVE-2020-13432」が明らかとなったもの。
脆弱性の悪用に認証などは必要なく、サーバへアクセス可能な攻撃者によって、リモートよりDoS攻撃を受けるおそれがある。
セキュリティ研究者が発見、報告したもので、調整のもと、開発者は脆弱性を修正したリリース候補版「同2.4 RC1」をリリース。これを受けてセキュリティ研究者は脆弱性の「実証コード(PoC)」を公開している。
(Security NEXT - 2020/06/09 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Atlassian、前月更新で脆弱性46件を修正 - クリティカル9件含むも影響は限定的
NVIDIAのAI基盤「NeMo Framework」に複数脆弱性 - 修正版が公開
「Trend Micro Apex One」のEDR機能に脆弱性 - パッチは2026年1月に公開
約4万件の脆弱性から分析、2025年の危険な「脆弱性タイプ」トップ25
「LangChain」に深刻な脆弱性 - APIキー流出のおそれ
Fortraの特権アクセス管理製品「BoKS」に脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIAのロボティクス基盤「Isaac Launchable」に深刻な脆弱性
「Frappe Framework」「ERPNext」にXSS脆弱性 - 管理者権限奪取のおそれ
DigiEver製NVRの脆弱性悪用に注意 - 米CISAが警告
「n8n」に深刻なRCE脆弱性 - 乗っ取りや情報漏洩など広く影響
