Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

パラチケ抽選の偽当選メールに注意 - 本物はリンク記載なし

20191003_ke_001.jpg
偽メールの1例(画像:警視庁)

警視庁は、10月2日に東京パラリンピック観戦チケットの抽選結果が発表されたことを受け、結果発表をかたった偽メールに注意するよう呼びかけた。

チケットの当選を装い、金銭をだまし取るメールが出回っているもの。メールには、「予約いただきましたチケットが当選しました。今後の手続きは以下のこちらから行ってください」などと記載。

さらに「特別措置のお知らせ」などとし、混雑でサイトがつながりにくいことが想定されるが、手付金5万円を支払えば支払い期限を延長できるなどとだまし、メールに記載したURLから手続きを行うよう誘導していた。

本物の当選メールでは、こうしたフィッシング詐欺を防ぐため、URLやリンクの記載を行っていない。同庁では、類似したフィッシングメールを受信しても、記載されたURLへアクセスしないよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2019/10/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

水道局を装う偽メールに注意 - 「未払料金ある」と誘導
「電気料金未払い」と不安煽りクレカ情報だまし取るフィッシング
フィッシング攻撃で日本赤十字社のメアドになりすまし
JR西日本の会員サービスを装うフィッシング攻撃に注意
「ビックカメラ」からの「異常通知」装うフィッシング攻撃
「支援金5万円」とだますフィッシング - 偽マイナポータルへ誘導
「口座が凍結されました」 - ゆうちょ銀装うフィッシングに注意
「マネロンのおそれ、対応しないと法的措置」と脅すフィッシング
「給付金に関するお知らせ」などと内閣府かたる詐欺メール
「dカード」利用者を狙う偽メール - 架空の利用照会など複数文面で