Android版「LINE」に複数の脆弱性 - 細工画像でコード実行のおそれ
LINEが提供するコミュニケーションアプリ「LINE」のAndroid版に複数の脆弱性が明らかとなった。
同アプリに整数オーバーフローの脆弱性2件が明らかとなったもの。「CVE-2019-6010」は画像処理に起因する脆弱性。
さらに同社が開発する「apng-drawable(Animated Portable Network Graphics image decoder for Android)」に明らかとなった脆弱性「CVE-2019-6007」の影響を受けるという。細工された画像を読み込むとクラッシュし、リモートよりコードが実行されるおそれがある。
いずれも利用者へ周知するため、LINEがJPCERTコーディネーションセンターに報告したもので、同センターが調整を実施した。
アップデートでは脆弱性を修正したほか、バグの修正や安定性の向上を実施したという。
(Security NEXT - 2019/09/20 )
ツイート
PR
関連記事
Cisco、セキュリティアドバイザリ17件を公開
ブラウザ「Chrome」に「クリティカル」の脆弱性 - 更新を
「SharePoint Server」の脆弱性悪用に要警戒 - 米当局が注意喚起
WPプラグイン「Network Summary」に深刻な脆弱性 - パッチ未提供
エレコム製無線LANルータ2機種に複数の脆弱性
エレコム製の複数無線LANルータに3件の脆弱性
「Apache Tomcat」にアップデート - 「同8.5」系は最後の更新
「macOS」にセキュリティアップデート - 脆弱性を修正
日立製ディスクアレイシステム「Hitachi VSP」に平文PWをログ保存する脆弱性
Apple、「iOS」「iPadOS」のアップデートで脆弱性1件を修正