Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

LINE海外法人の求人サイトに脆弱性、外部報告で判明 - 調査以外の形跡確認されず

LINEの海外グループ法人が運営する求人サイトに脆弱性が存在し、外部より内部に保存されたファイルを取得できる状態だったことがわかった。

同社によると、1月3日早朝に海外のセキュリティ研究者よりバグバウンティプログラムを通じて報告を受け、判明した。

脆弱性を悪用することで、1月3日以前に採用フォームより送信された他応募者の履歴書情報など含むファイルを取得できる状態だった。対象となるファイルの具体的な件数は算出していないとしている。

同社では、報告を受けた同日夕方に脆弱性の修正を完了。2018年2月5日以降のアクセスログを調査したが、報告を行った研究者の調査以外にアクセスされた形跡は確認されなかったという。

(Security NEXT - 2019/06/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Cisco製品のゼロデイ脆弱性、国内スパム対策サービスで不正アクセス被害
リフト券販売サイトが改ざん、個人情報が流出 - 片品村
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
ランサム被害による個人情報流出を確認 - 保険事故調査会社
駿河屋サイトの改ざん、監視ツールの脆弱性経由 - 侵害検知以降にも流出
フィッシング契機に個人情報流出判明、犯行声明も - フォトクリエイト
リサイクル着物の通販サイト、クレカ情報流出のおそれ
ビジネスフォン通販サイト、個人情報流出の可能性
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保