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「PowerDNS」の権威DNSサーバに脆弱性 - 「RESTfulモード」利用時に影響

オープンソースの権威DNSサーバ「PowerDNS Authoritative Server」に脆弱性が含まれているとしてアップデートがリリースされた。

細工されたクエリによってサービス拒否や情報漏洩、コンテンツのなりすましなどが可能となる脆弱性「CVE-2019-3871」が明らかとなったもの。「RESTfulモード」でHTTPリモートバックエンドを利用している場合に影響を受けるという。

開発元のPowerDNS.COMでは、脆弱性の重要度を「高」とレーティング。アップデートとなる「同4.1.7」「同4.0.7」をリリースした。また今回の脆弱性が判明したことを受け、日本レジストリサービス(JPRS)なども注意喚起を行っている。

(Security NEXT - 2019/03/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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