Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Chrome 71」がリリース、脆弱性など43件を修正 - 不正広告対策も

Chromeの開発チームは、WindowsやmacOS、Linux向けに最新版のブラウザとなる「同71.0.3578.80」をリリースした。

今回のアップデートでは、不正広告への対策を強化したほか、脆弱性などセキュリティに関する43件の修正を行ったという。

具体的には、「PDFium」における「Use After Free」の脆弱性「CVE-2018-17481」「CVE-2018-18336」や、ヒープバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2018-18335」など、重要度「高(High)」とされる脆弱性13件に対処した。

あわせて「中(Medium)」とされる脆弱性16件、「低(Low)」6件などを修正したことを明らかにしている。

(Security NEXT - 2018/12/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Chrome」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Chrome」にアップデート - 5件のセキュリティ修正
「Firefox 143」を公開 - 脆弱性11件を解消
Wondershareのファイル修復ソフトに脆弱性 - パッチ提供状況は不明
UTM製品「WatchGuard Firebox」のVPN機能に深刻な脆弱性
「Spring Framework」「Spring Security」に認可回避の脆弱性
「NVIDIA Triton」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
Apple、「macOS Tahoe 26」で脆弱性77件を修正 - 旧OSも更新
ワークフロー管理ツール「Apache DolphinScheduler」に脆弱性