Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Adobe Acrobat/Reader」が再アップデート - 不具合や脆弱性への対策で

Adobe Systemsは、不具合やホットフィクスで一時修正前に戻した脆弱性を解消するため、「Adobe Acrobat/Reader」向けにアップデートを公開した。

同社が8月8日に公開したアップデートで生じた「XFAフォーム」における不具合や、ホットフィクスで修正前に戻した脆弱性を解消するアップデートをあらためて用意し、リリースしたもの。

8月8日のアップデートリリース後、一部ユーザーにおいて機能的な不具合が再発。同社では同不具合へ対処するため、同アップデートで修正した「CVE-2017-11223」に対し、一時的に修正前へ戻すことができる「Hotfix for 2017.012.20093」「Hotfix for 2017.011.30059」「「Hotfix for 2015.006.30352」を8月11日に公開していた。

これら問題を解決した最新のアップデートは、「同DC」の「Continuous(連続トラック)」向けとなる「同2017.012.20098」、「Classic(クラシックトラック)」向けの「同2015.006.30355」、「同2017」向けの「同2017.011.30066」となる。

(Security NEXT - 2017/08/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

iOS向けLINEアプリの「金融系モジュール」に脆弱性 - アップデートで修正済み
WP向け操作ログ記録プラグインにSQLi脆弱性 - パッチ未提供
「Node.js」向けMySQLクライアントにRCE脆弱性
「PuTTY」に脆弱性、「WinSCP」「FileZilla」なども影響 - 対象の旧鍵ペアは無効化を
Ivanti製モバイル管理製品「Avalanche」に深刻な脆弱性 - 一部PoCが公開済み
サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定