Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

VMwareの「vSphere Data Protection」に複数の深刻な脆弱性

VMwareの「vSphere Data Protection(VDP)」に2件の深刻な脆弱性が含まれていることがわかった。アップデートがリリースされている。

同社によれば、デシリアライズの処理に関連する脆弱性「CVE-2017-4914」が含まれていることが判明したもの。脆弱性を悪用されるとアプライアンス上でリモートよりコードを実行されるおそれがあるという。

またクレデンシャル情報の暗号化処理に問題があり、復号化した平文の状態で取得されるおそれがある脆弱性「CVE-2017-4917」が判明した。

同社では、いずれの脆弱性も、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」にレーティングしており、修正版として、「同6.1.4」「同6.0.5」をリリースしている。

(Security NEXT - 2017/06/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
Apple、「iOS 26.1」「iPadOS 26.1」を公開 - 56件の脆弱性を解消
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
「Dell CloudLink」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 独自修正も
Apple、「macOS Tahoe 26.1」をリリース - 脆弱性105件を修正
「Cisco ASA/FTD」脆弱性がDoS攻撃の標的に - 修正を再度呼びかけ
「React Native CLI」に脆弱性 - 外部よりコマンド実行のおそれ
コンタクトセンター向け製品「Cisco Unified CCX」に深刻な脆弱性