Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Sambaにリモートより攻撃可能な深刻な脆弱性 - 「同3.5」以降に存在

Sambaにリモートより攻撃を受けるおそれがある深刻な脆弱性が判明した。開発チームは、パッチを公開するとともに、早急にアップデートを実施するよう呼びかけている。

20170525_sa_001.jpg
脆弱性が判明したSamba

書き込み権限を持つリモートのクライアントからライブラリファイルをアップロードされ、実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2017-7494」が判明したもの。同脆弱性は、同3.5.0以降のバージョンに含まれるという。

開発チームでは、同脆弱性へ対処した「同4.6.4」「同4.5.10」「同4.4.14」をリリース。

旧バージョンに対してもパッチを用意したほか、パラメータを追加する緩和策についてアナウンスしている。

同脆弱性の判明を受け、開発チームでは、できる限り早期にアップデートを行うよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2017/05/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「GarageBand」にセキュリティアップデート - 脆弱性1件を修正
「JSONata」にプロトライプ汚染の脆弱性 - アップデートにて修正
「WordPress」向けのマルウェア対策やWAFプラグインに脆弱性 - 公開中止に
Cisco、「IOS XR」に関するセキュリティアドバイザリ7件を公開
「Apache Tomcat」に脆弱性、2月の更新で修正済み - 「同8.5」系統は3月末にEOL
Palo Altoの「PAN-OS」や「GlobalProtect App」に脆弱性
バックアップ製品「Arcserve UDP」に脆弱性 - 影響大きくPoCも公開
ファイル転送製品「FileCatalyst」に深刻な脆弱性 - 2023年8月の更新で修正
SonicWallの「SonicOS」やメールセキュリティ製品に脆弱性
ビデオ会議サービス「Zoom Rooms」に複数の脆弱性