MS、1カ月ぶりの月例パッチを公開 - 公開済み脆弱性や複数ゼロデイ脆弱性に対処
一方「MS17-013」では、「Microsoft Graphicsコンポーネント」の脆弱性を修正。ゼロデイ攻撃が確認されている特権の昇格の脆弱性「CVE-2017-0005」を解消したほか、Googleの研究者が公表した「CVE-2017-0038」に対処した。
また2月に明らかとなった「SMB Tree Connect Responseパケット」の処理に関する脆弱性「CVE-2017-0016」のほか、「Device Guard」がバイパスされる脆弱性「CVE-2017-0007」など6件の脆弱性を「MS17-012」で対応した。
「MS17-008」では、公開済みの脆弱性を含む「Windows Hyper-V」の脆弱性11件へ対処したほか、「Microsoft Windows SMB サーバ」向けに「MS17-010」を提供。また「Windows Uniscribe」に関する29件の脆弱性を「MS17-011」で解消。「Microsoft Windows PDF」の脆弱性を「MS17-009」で修正している。
(Security NEXT - 2017/03/15 )
ツイート
PR
関連記事
「Chromium」の脆弱性狙う攻撃 - 派生ブラウザ利用者も注意を
「Lucee」にクリティカル脆弱性 - 悪用コード公開済み
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Cisco Unified CM」に深刻なRCE脆弱性 - ESリリースのみ影響
「Citrix Bleed 2」への懸念広がる - 提供元は「悪用未確認」強調
メッセージ保護アプリ「TM SGNL」の複数脆弱性、悪用リストに追加
「NetScaler ADC」脆弱性、パッチ公開前から攻撃発生
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、アップデート公開 - 軽減策の実施も
特権コマンド実行ツール「sudo」に重要度「クリティカル」の脆弱性