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「No More Ransom」キャンペーン、専用サイトで復号ツールを提供

欧州刑事警察機構(ユーロポール)、オランダ警察、Intel Security、Kaspersky Labは、ランサムウェアに対抗する官民連携プロジェクト「No More Ransom」を開始した。

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キャンペーンサイト「No More Ransom」。残念ながら日本語による提供は行われていない

EUの法執行機関にとって、ランサムウェアを「最大の脅威」であるとし、法執行機関やセキュリティベンダーの協力により、官民連携プロジェクトを開始したもの。同プロジェクトでは、専用のキャンペーンサイトを提供し、ランサムウェアの定義や手口、データを感染から守る方法などを紹介、啓発活動を展開する。

またランサムウェア「Shade」の16万以上の復号キーを含むツールをはじめ、ランサムウェアの被害者向けに復号ツールを提供。「Shade」向けの復号ツールは、押収した「Shade」のコマンド&コントロールサーバをもとに、Kaspersky LabとIntel Securityが開発したという。

今回、対策ツールの提供を行っているが、すべてのランサムウェアに対し、有効な復号ツールが提供されているわけではないとして、引き続きランサムウェアへ注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2016/08/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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