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DDS、ウェアラブル指紋認証端末を発表 - 決済やネット認証の簡略化目指す

ディー・ディー・エスは、スマートフォンと連携するウェアラブルタイプの指紋認証端末「magatama(マガタマ)」を発表した。同端末によりNFCによる決済やFIDO認証を提供し、パスワードが不要な環境を目指すという。

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magatamaプラットフォーム

同製品は、小型の指紋入力デバイス。アプリケーションをインストールしたスマートデバイスとBluetoothにより連携して指紋認証が可能。「NFC Type-A」「同B」「同F」に対応。FeliCa端末として利用できるほか、「Apple Pay」「PayPass」「payWave」に対応。またスマートフォンアプリはFIDOへ準拠しており、指紋を利用したFIDO認証環境を提供する。

デザインは、チーフクリエイティブオフィサーに、カシオ計算機でG-SHOCKのデザインを手がけた安藤俊也氏を起用。指紋認証モジュールとホルダーで構成されており、指紋認証モジュールは従来のスライド式ではなく、同社としては今回はじめてタッチ式を採用した。

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三吉野氏

生活防水を実現しており、ボタン式電池「CR2032」で1年間利用でき、時計店で電池を手軽に交換できるという。またホルダーを取り外し、好きなデザインへ交換することが可能。

同社は同デバイスにくわえ、連携するスマートフォンアプリやFIDO準拠サーバを「magatamaプラットフォーム」として展開するほか、構築サービスを展開していく。

同社では、認証端末を11月に出荷し、2016年第1四半期にはNFCを搭載した「magatama2」の世界同時発売を目指している。

端末の提供にあたり、同社代表取締役社長の三吉野健滋氏は価格を「数千円程度」とする一方、収益は決済時の手数料を想定しており、パートナーなどと協力して端末を無料配布するなど、利用者に負担がかからないかたちを検討しているという。

(Security NEXT - 2015/11/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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