Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

システム管理製品「Kaseya VSA」に複数の脆弱性

企業向けシステム管理ソリューション「Kaseya Virtual System Administrator(VSA)」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。セキュリティ機関が注意を呼びかけている。

ログイン可能なユーザーにより、本来アクセスできないファイルがアクセスされるおそれがあるディレクトリトラバーサルの脆弱性「CVE-2015-2862」が存在することが判明したもの。

また不正サイトの誘導などに悪用されるおそれがある「オープンリダイレクト」の脆弱性「CVE-2015-2863」が含まれているという。

「同R9」および以前のバージョンが影響を受けるとしており、修正パッチを適用するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2015/07/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「NetScaler ADC」脆弱性、パッチ公開前から攻撃発生
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、アップデート公開 - 軽減策の実施も
特権コマンド実行ツール「sudo」に重要度「クリティカル」の脆弱性
「IBM WebSphere Application Server」にRCE脆弱性 - 暫定パッチ公開
「MS Edge」にアップデート - 固有の脆弱性などにも対処
Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
「IBM i」のFAX機能に権限昇格の脆弱性 - 修正パッチを提供