「MediaWiki」に深刻な脆弱性、リモートでコードを実行されるおそれ
オープンソースのCMS「MediaWiki」に深刻な脆弱性「CVE-2014-1610」が含まれていることがわかった。修正版が公開されている。
問題の脆弱性は、「同1.22.2」「同1.21.5」および「同1.19.11」より以前のバージョンに存在。脆弱性が悪用されると、リモートよりコードを実行され、ウェブサーバの制御を奪われる可能性があるという。同ソフトは「Wikipedia.org」をはじめ、多数サイトで利用されている。
今回の脆弱性は、Check Point Software Technologiesが発見し、WikiMedia Foundationに報告した。すでに修正版が公開されており、WikiMedia Foundationでは、早急にアップデートを適用するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2014/02/03 )
ツイート
PR
関連記事
DB管理ツール「pgAdmin」に脆弱性 - アカウント乗っ取りのおそれ
機械学習フレームワーク「H2O-3」に深刻な脆弱性
「ImageMagick」に再度深刻な脆弱性 - サーバ環境は注意
「Spring Cloud Gateway Server WebFlux」に深刻な脆弱性 - 設定改ざんのおそれ
「HashiCorp Vault」に脆弱性 - 複雑なJSON処理でDoS状態に
C言語向けライブラリ「cJSON」に脆弱性 - 重要度「クリティカル」
DjangoフレームワークにSQLi脆弱性 - アップデートで修正
「MS Edge 140」が公開 - 独自修正含む脆弱性5件に対処
Pixarの3D記述フレームワーク「OpenUSD」に深刻な脆弱性 - PoCも公開
「Sitecore」や「Linuxカーネル」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局