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日本IBM、バックアップ運用管理基盤ソフトを発表 - VMware向け製品も用意

日本IBMは、バックアップ管理ソフトの「IBM Tivoli Storage Manager」の新版を発表した。VMware仮想環境向けソフトも用意している。

同製品は、データのバックアップやリストアを自動化し、ストレージを一元管理できるソリューション。最新版となる「同7.1」では、管理者インターフェース「Tivoli Storage Manager Operations Center」からバックアップサーバの操作が可能。サーバーやクライアントの設定変更やクライアントの追加登録などが行える。

さらにデータのバックアップだけでなく、ストレージプールや管理情報のバックアップに対応したほか、リストア時にバックアップサーバを切り替える自動フェールオーバー機能を追加している。

また仮想環境におけるバックアップの運用管理を支援するソフトウェアの新版「IBM Tivoli Storage Manager for Virtual Environments V7.1」もあわせてリリースした。

最新版では、バックアップデータを実際にリストアせず検証できる「インスタント・アクセス機能」、業務サーバの障害時にバックアップデータへ仮想的にアクセスすることで即時復旧を可能にする「インスタント・リストア機能」を追加した。

価格は「IBM Tivoli Storage Manager V7.1」が8996円から。「IBM Tivoli Storage Manager for Virtual Environments V7.1」が4662円から。

(Security NEXT - 2013/12/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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