Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

BYODユーザーの2割がスマホの紛失経験 - 対策済み企業は2.8%

私物スマートフォンの紛失や情報漏洩といったリスクに対し、事前に企業が対策を講じているケースがわずか2.8%に過ぎないことが、MMD研究所の調査により判明した。従業員に対策を依存している状況が明らかとなった。

同社が、私物のスマートフォンを業務で利用するいわゆる「BYOD」を行っている20代から40代の会社員1002人を対象に、8月19日から22日にかけてインターネット上でアンケート調査を実施、取りまとめたもの。

調査結果によれば、私用スマートフォンの利用用途としては、「電話」が87.1%で最多。「携帯メール(71.9%)」「インターネット(67.7%)」「カメラ(58.2%)」「PCメール(56.2%)」「カレンダー(51.7%)」も半数を超えている。

保存している業務情報を見ると、「社内の連絡先(73.1%)」がもっとも多く、「顧客や取引先の連絡先(48.8%)」や「業務スケジュール(47.4%)」「会社メールの情報(40.7%)」なども目立つ。1割前後と少ないものの、会議や打ち合わせの資料、顧客との取引情報を保存しているケースもある。

20131002_mm_001.jpg
私用スマートフォンを業務利用していて感じるリスク(グラフ:MMD研究所)

61%が「紛失」、45.8%が「盗難」といったリスクを感じており、「ウイルス感染(36.3%)」「不正アプリ(22%)」に対する懸念も見られた。リスクを感じていないユーザーは27%にとどまり、78.3%がセキュリティ対策の必要性を感じている。

実際にスマートフォンを紛失した経験があるか尋ねたところ、20.5%が「経験あり」と回答。そのうち4分の1は端末が、見つからなかったという。

(Security NEXT - 2013/10/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

2018年1Q、仮想通貨発掘マルウェアが急増 - ランサム攻撃は大幅減
企業3割、標的型攻撃メールを受信 - 17%がマルウェア感染
2018年1Qの不正アクセス届出は11件、7件で被害 - 「不正ログイン」相談は52件
2018年1Qの脆弱性届出は138件 - 前四半期から倍増
国内のMirai亜種感染機器からの通信が3月に増加 - 背景に「akuma」
1割超の企業が過去1年間に内部不正の情報漏洩を認知 - DDoS攻撃も1割弱
精巧なネットバンクの偽アプリ、見た目で真偽の判断つかず
過去1年間に経験したネット犯罪被害、最多は「詐欺メール」
リソース消費量が多いAndroidアプリ - GoogleやSamsungが上位に
専門家などが選ぶ「セキュリティ10大脅威」 - セキュリティ人材不足が5位に