Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

スマホバッテリー浪費の裏にアドウェアの存在

米Trend Microは、スマートフォンのバッテリーを消費する原因のひとつとして、広告表示する無料アプリやアドウェアの存在を挙げている。

同社は、米国パデュー大学とマイクロソフトによる研究成果を引用し、無料アプリの消費電力のうち65%から75%が、端末上に表示される広告が消費しているとして、特定アプリがバッテリーに与える影響について指摘。

さらに8月よりAndroid端末を狙ったアドウェアの増加を同社では観測しており、こうしたアプリは個人情報を収集するといった問題だけではなく、バッテリーの寿命を縮める危険性があると説明している。

同社は、導入するアプリの必要性や許可する機能について確認したり、Android端末に標準で装備されたセキュリティ機能を活用はもちろん、セキュリティ対策ソフトやサービスを活用を呼びかけている。

(Security NEXT - 2012/10/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Android 14の変更点をカバー - セキュアコーディングガイド新版
「Google Pixel」や「SureLine OS」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
個情委、四谷大塚に行政指導 - 子どもを守るため特に注意必要
JSSEC、3月に「セキュリティフォーラム2024」開催 - 「生成AI」などテーマに
「セキュリティ10大脅威2024」 - 個人の脅威は順位表示を廃止
県立高で成績表を裏紙利用、教室に掲示 - 生徒が撮影して拡散
経産省のサイバーセキュリティ課をかたる詐欺電話に注意
脆弱性の届出が大幅増 - ウェブサイト関連は前四半期比2.2倍に
IPA装う詐欺電話に注意 - 「スマホにウイルス」と不安煽る
個人情報含むファイル1369件で権限不備、外部アクセス可能に - エイチーム