Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

DNSサーバ「NSD」に脆弱性 - DoS攻撃受けるおそれ

DNSサーバ「NSD 3.x」にサービス拒否の脆弱性が含まれていることがわかった。リモートでDoS攻撃を受けるおそれがあり、開発元や日本レジストリサービス(JPRS)では注意を呼びかけている。

同サーバにおいて特殊なDNSパケットを受信した際、サーバの子プロセスが異常終了する問題が判明したもの。連続してパケットを受信することでサービス不能に陥る。

「NSD 3.x」のほか、開発者向けに提供されている「NSD 4.x」も影響を受けるとして、開発者や日本レジストリサービス(JPRS)など専門機関がアップデートを呼びかけている。

NSDは蘭NLnet Labsが開発するオープンソースのDNSサーバ。権威DNSサーバ機能に特化しており、ルートサーバにも利用されている。

(Security NEXT - 2012/07/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「SonicWall SMA 100」シリーズに脆弱性 - アップデートが公開
「Progress Flowmon」に脆弱性 - 10月の複数アップデートで修正
WP向けプラグイン「Contact Form CFDB7」に深刻な脆弱性
Apple、「iOS 26.1」「iPadOS 26.1」を公開 - 56件の脆弱性を解消
「CentreStack」「CWP」脆弱性の悪用に注意喚起 - 米当局
入退室管理製品「UniFi Access」の管理APIに認証不備の脆弱性
「Elastic Cloud Enterprise」に脆弱性 - API経由で不正操作のおそれ
Google、「Chrome 142」でV8関連はじめ脆弱性20件を修正
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告