Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

1年以上前に解消された脆弱性を狙う攻撃が活発 - G Dataが報告

脆弱性を解消するアップデートが提供されているにも関わらず、脆弱性を放置し、マルウェア感染に陥るユーザーが多いとして、G Data Softwareが注意を呼びかけている。

同社が5月のマルウェア動向を分析したところ、アップデートの対応を怠ったことによるマルウェアの感染事例を多数発見。またこうした古い脆弱性を狙うマルウェアの攻撃が増えているという。

活動が盛んだったマルウェアの上位10種を見ると、「Java.Trojan.Downloader.OpenConnection.AO」をはじめ4種が、1年以上前からアップデートが提供されているJavaの脆弱性「CVE-2010-0840」を狙ったものだった。

ソフトウェアを提供するベンダーのウェブページなどでアップデータなどは提供されており、同社では、Javaに限らず、OSやソフトウェアなど最新版へアップデートするよう呼びかけている。

同社が5月に観測したマルウェアの上位10種は以下のとおり。

1位:Java.Trojan.Downloader.OpenConnection.AO
2位:Trojan.Wimad.Gen.1
3位:Gen:Variant.Adware.Hotbar.1
4位:Worm.Autorun.VHG
5位:Java.Trojan.Downloader.OpenConnection.AI
6位:Trojan.AutorunINF.Gen
7位:Java.Trojan.Downloader.OpenConnection.AN
8位:Java:Agent-DU [Expl]
9位:Trojan.FakeAlert.CJM
10位:HTML:Downloader-AU [Expl]

(Security NEXT - 2011/06/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「WannaCrypt」騒ぎから1年経過するも国内端末の1割に感染リスク
2018年1Qはコインマイナーが2.2倍、ランサムは315分の1に
2018年1Qの「標的型攻撃メール」は101件 - 標的の8割がプラント関係者
国内のMirai亜種感染機器からの通信が3月に増加 - 背景に「akuma」
減少傾向続く新種マルウェア、1カ月あたり4000万件割り込む - 1年間で半数以下に
1割超の企業が過去1年間に内部不正の情報漏洩を認知 - DDoS攻撃も1割弱
フィッシング報告数、前月比約2.3倍に - 悪用URLの増加は限定的
2017年4Qの新種マルウェア、6336万件で過去最悪 - ランサムも大幅増加
マルウェア亜種の減少傾向続く - マルウェアメールの割合は上昇
2017年4Q、不正送金マルウェアが1.6倍に - 年初の70倍