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78%がショッピング時に検索エンジンを利用 - SEOポイズニングのターゲットに

インターネットショッピングが定着し、年末年始に利用増加が予測されるが、F-Secureが実施した調査によれば、セキュリティに配慮しているユーザーが多いなか、8割近いユーザーがショッピング時に検索エンジンを利用していることがわかった。

同社調査によれば、74%のユーザーがインターネットショッピングで購入する前に安全性を確認するとアンケートに回答しているものの、買い物時に78%が検索エンジンを利用していることがわかったという。

こうした状況について、人気キーワードの検索結果において、上位に不正サイトへのリンクを表示させる「SEOポイズニング」攻撃が発生しており、被害を可能性があると研究者のSean Sullivan氏は指摘。

商品の検索には、「Google Product Search」など専門ツールが用意されており、こうした検索ツールを利用することが危険性を低減できるとして、注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2010/12/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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