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脆弱性を修正した「Java SE 6 Update 20」が公開へ - すでに攻撃が発生しており、早急な対応を

米Oracleは、脆弱性を解消したJava実行環境「JRE」の最新版「Java SE 6 Update 20」を公開した。

今回公開された最新版では、「Java SE 6 update 10」から「Java SE 6 update 19」に含まれる「Java Deployment Toolkit」の「プラグイン」や「ActiveXコントロール」において、任意のコードを実行される脆弱性が解消した。

脆弱性を悪用して特別に細工されたウェブページを閲覧しただけで、攻撃を受けるおそれがある。攻撃サイトもすでに公開されているとして、情報処理推進機構(IPA)やJPCERTコーディネーションセンターなどセキュリティ関連機関などが早急なアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2010/04/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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