Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

オープンソースのSNSソフト「OpenPNE」に「なりすまし」の脆弱性

情報処理推進機構(IPA)は、オープンソースのSNSサイト構築ソフト「OpenPNE」に脆弱性が見つかったとして注意喚起を行った。

なりすましの脆弱性が見つかったもので、「OpenPNE」へ登録していない携帯電話から、登録した携帯電話になりすましてアクセス可能となるもので、サイト上へ登録した個人情報が閲覧されたり、改ざんされるおそれがある。

高木浩光氏が同機構へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。同機構では、脆弱性の影響が大きく利用者も多いとして注意喚起に踏み切ったもので、最新版へ更新したり、回避策を実施するよう呼びかけている。

OpenPNE
http://www.openpne.jp/

情報処理推進機構(IPA)
http://www.ipa.go.jp/

JPCERTコーディネーションセンター
http://www.jpcert.or.jp/

(Security NEXT - 2010/03/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性