Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

SaaS型サービス「V-ServiceII」にメールアーカイブ機能を追加 - 丸紅情報システムズ

丸紅情報システムズは、SaaS型グループウェア「V-ServiceII」に、内部統制における監査や情報漏洩時の追跡調査に活用できる「メールアーカイブサービス」を追加した。

「V-ServiceII」は、「Microsoft Exchange Server 2007」の機能をネットワーク経由で提供するSaaS型サービス。今回追加された「メールアーカイブサービス」では、送受信した全メールを、添付ファイルも含め同社のデータセンターで保存する。

送受信者、件名、メール本文、添付ファイルの内容、添付ファイル名、日付などで検索が行える管理ツールにより、情報漏洩が発生した際の追跡調査が可能。検索履歴も保存されるため、管理ツールの不正操作も抑止できる。

保存期間は最短3カ月から。メールアーカイブサービスの価格は、初期費用が10万5000円。月額費用は1カ月の総利用容量100Gバイトで申し込んだ場合、6万3000円のほか1ユーザー辺り210円が課金される。V-ServiceIIの利用料は別途必要。

(Security NEXT - 2008/09/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

CrowdStrike、「Log4j」の無料検索ツールを公開 - 複数OS向けに用意
クラウド版「GUARDIANWALL Mail」を投入 - キヤノンMJ
デバイス証明書にも対応するクラウド向けSSOサービス - HDE
NEC、メール製品に添付ファイルのPDF化機能など提供
デジタルアーツ、アーカイブメール向けにマイナンバー検出機能
キヤノンITS、サービスプロバイダ向けメールセキュリティ製品に新版
ダウジャパン、メールセキュリティのアプライアンス - 添付ファイルの拡張子偽装検査にも対応
デル・ソフト、複数の仮想化技術でマルウェア検知する新ソリューション
暗号化などセキュリティ面を強化したバックアップソフト - プロトン
米Druva、日本で本格展開を開始 - 監査証跡も残すデータ管理ソリューション