Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

割符の保存先を任意に選べる「モバイル割符2.0」 - 日立ビジネス

日立ビジネスソリューションは、機密データを分割して割符化し、異なる媒体に保存して配布することで漏洩を防止する「モバイル割符2.0」シリーズを、3月17日より順次発売する。

同製品は、機密データを分割した割符を別々に保管し、すべての割符が揃わないとデータの復元を不可能とすることで漏洩を防止するセキュリティ製品。最新版では、配布用割符機能を追加。配布したいデータにパスワードと有効期限を設定して割符を作成できる。また、3種類の割符を利用し、1つを紛失してもデータが復元できるバックアップ機能を搭載した。

また、最新版ではインストール型を採用したことで、割符の保存先をパソコン上や通常のUSBメモリなど任意の媒体が選ぶことが可能で、従来製品で必要だった専用USBメモリがなくても利用できる。

価格は、ファイルのみを分割する「モバイル割符2.0 File Security」が2万5200円。ファイルとフォルダを分割する「モバイル割符2.0 ED Folder Security」が6万7200円。いずれも5ライセンス込みの価格。配布用割符を復元する「モバイル割符2.0 DD」は、10ライセンスで2万9400円。

(Security NEXT - 2008/03/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

県立高の林間学校で生徒名簿を紛失 - 埼玉県
小学校で2年分の心臓検診診断票が所在不明 - 名古屋市
イベント募集の関連ファイルに無関係の20年前登記情報 - 福山市
サイバー攻撃で障害、FW更新時に設定ミス - アクリーティブ
ネットワーク機器経由で侵害、個人情報流出か - クールジャパン機構
ワークフロー管理ツール「Apache DolphinScheduler」に脆弱性
Samsung、モバイル端末の複数脆弱性を修正 - 一部で悪用も
先週注目された記事(2025年9月7日〜2025年9月13日)
AI開発フレームワーク「Flowise」に複数の「クリティカル」脆弱性
ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿