Windows正規パッチのデータも含んだトロイの木馬が現る
Symantecは、Windowsの定例パッチや更新に見せかけ、マルウェアをインストールさせようとするスパムメールが出回っているとして注意するよう呼びかけている。
同社が受け取ったサンプルによれば、メールはパッチのインストールやアップデートを促すもので、リンクや添付ファイルにより悪意あるソフトをインストールさせようとするという。問題のファイルには、マイクロソフトが提供するパッチのデータが含まるなど手が込んでおり、同時にマルウェアが、ブラウザヘルパーとしてインストールされる。
さらに本来存在しないパッチを偽装するケースも同社では把握しており、メールなど誤った情報でクリックすることを防ぐためにも、つねにOSを最新の状態にしておくよう呼びかけている。
Symantec
http://www.symantec.com/
(Security NEXT - 2007/09/26 )
ツイート
PR
関連記事
「SonicWall Email Security」に複数脆弱性 - アップデートが公開
「Oracle Fusion Middleware」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「Grafana」にクリティカル脆弱性 - なりすましや権限昇格のおそれ
先週注目された記事(2025年11月16日〜2025年11月22日)
DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
病院職員が患者情報含む受付画面をSNS投稿 - 岩見沢市
土地家屋調査士試験の申請書を誤廃棄 - 保存期間の表示漏れで
学会掲載論文の図表に患者の個人情報 - 神奈川県立病院機構
eラーニングシステムで利用者情報が閲覧可能に - 学研Meds
