ひかり電話障害でNTT東西に総点検を要請 - 総務省
総務省は、NTT東日本、NTT西日本、NTT-MEおよび電気通信事業者協会などの関係団体に対し、電気通信サービスの事故、障害対策の総点検実施を要請した。
5月15日にはNTT東日本の「ひかり電話」で大規模な障害が発生したほか、同月23日にはNTT東西間で「ひかり電話」が接続できない障害が発生するなど、障害が重なったことから要請を行ったもの。
IP電話の利用者は、ブロードバンド化の影響を受け、2006年末で1400万弱に達するなど利用者が大きく増加。2005年度では14件の重大事故をはじめ、事故が70件に達するなど増加している。
同省では、IPネットワークについて2006年8月から情報通信審議会において安全や信頼性対策について検討し、2007年4月に「体制面」、「運用・管理面」、「設備面」に重点をおいた対策案を公表。パブリックコメントの結果をもとにした一部答申を受け、関係規定の整備を進めている。
(Security NEXT - 2007/05/28 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
高校情報共有ツールで個人情報が閲覧可能に、成績なども - 東京都
「Grafana」にクリティカル脆弱性 - なりすましや権限昇格のおそれ
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
エプソン製プロジェクターに脆弱性 - 310機種に影響
「NVIDIA DGX Spark」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
行政文書を紛失、書架移動の繰り返しで紛失か - 愛知労働局
約9カ月にわたりサイト改ざん、約100記事に不正スクリプト - 京大
10月のDDoS攻撃は減少、攻撃規模も縮小 - IIJレポート
2026年1月開催の「JSAC2026」、参加登録がスタート
