NHK、個人情報含む取材メモがWinny経由で流出
NHKは、業務委託先である関連会社から個人情報を含む取材メモがインターネット上へ流出したと発表した。
今回の事故は、業務委託先であるNHK情報ネットワークの従業員宅で使用している私用パソコンがウイルスに感染し、インストールされていたWinnyを経由して流出したもの。
流出したのは、同社が制作を担当し、2月10日に放映された「日本の、これから?“団塊”大量退職へ」の関連書類。取材依頼や取材メモなど約260件が流出し、名前やメールアドレス、電話番号など約130人分の個人情報が含まれていた。同社では関係者へ個別に事情を説明し、謝罪するとしている。
同社は、先月29日に名古屋放送局で発生した個人情報を保存したノートパソコンの紛失や、2006年10月に鹿児島放送局で発生した受信料の収納帳票12件の紛失などを今月公表したばかりだった。
(Security NEXT - 2007/02/16 )
ツイート
PR
関連記事
VPN経由で侵害、個人情報の流出を確認 - DTSグループのSIer
高見澤に対するサイバー攻撃、個人情報流出の可能性が判明
「FortiOS」の認証回避脆弱性、攻撃継続中 - 国内でも被害
米当局、悪用が確認された既知脆弱性2件について注意喚起
偽基地局から送信されたフィッシングSMSに注意 - 総務省が注意喚起
「Active! mail」脆弱性の侵害確認方法、引き続き調査
すかいらーくグループの「テイクアウトサイト」にサイバー攻撃
「Apache Tomcat」に複数脆弱性 - 4月上旬のアプデで修正済み
大規模言語モデル推論エンジン「vLLM」に深刻な脆弱性
GitLabに3件の脆弱性 - セキュリティアップデートをリリース