Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

住民基本台帳は違憲 - 住民票コードの削除命じる判決

住民基本台帳ネットワークシステムがプライバシーを侵害するとして、大阪府の住民が、府や市に対して慰謝料などを求めた裁判で、大阪高裁は11月30日、住民の主張の一部を認め、違憲とする判決を下した。

大阪高裁の竹中省吾裁判長は、住基ネットに欠陥があり、プライバシーを侵害する可能性を認め、憲法13条に違反するおそれがあるとして、住民票コードの削除などを命じた。慰謝料の支払いについては退けている。

(Security NEXT - 2006/12/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

検索用目録と誤って個人情報含むファイルを誤公開 - 新潟県
印刷に利用した患者情報含む私物USBメモリが所在不明に - 愛知県
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性4件を解消
メールサーバがフィッシングメールの踏み台に - 広済堂HD子会社
従業員が退職時に顧客情報を持出、転職先で使用 - プルデンシャル生命
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「XenServer」「Citrix Hypervisor」に脆弱性 - 情報流出やDoS攻撃のおそれ
先週注目された記事(2024年4月7日〜2024年4月13日)
「PAN-OS」に対するゼロデイ攻撃、国内被害は未確認
「PAN-OS」を狙う「Operation MidnightEclipse」 - 3月下旬より展開