「取り引き時にセキュリティの要請受けた経験ある」25%
取り引きの際、顧客などからセキュリティの要請や指摘を受けた企業が25%にのぼることが、ニューオフィス推進協議会の調査によりわかった。
今回の調査は、ニューオフィス推進協議会が「オフィスセキュリティマーク」認証制度が開始したことにともない、7月から10月にかけてインターネットユーザーを対象にオフィスのセキュリティ環境について聞いたもの。有効回答数は1722件だった。
オフィスの安全度に対する自己評価では、約56%のユーザーが「高い」あるいは「比較的高い」としているが、約44%が低いと回答。オフィスセキュリティ強化については86%が必要性を感じていることがわかった。また、取り引きにおいて、得意先や顧客からセキュリティ要請を受けるケースが増加しており、25%に要請経験があるという。
もっとも漏洩が発生しやすいと想定している経路については、紙媒体が57%でトップ。続くパソコン本体の盗難や紛失(24%)に大きな差をつけた。紙媒体の漏洩を懸念する声は金融業や教育関連、運輸業が目立った。
(Security NEXT - 2006/11/30 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ランサム被害を公表、手作業で受注対応 - アサヒグループHD
監査関連資料を誤送信、メアド入力ミスで - 三重県
ランサム被害で学生の個人情報流出を確認 - 宮城学院
国勢調査でメモに使った付箋を紛失 - むつ市
白衣ポケットから盗難、被害メモに患者情報含む可能性 - 東海大病院
「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
「MS Edge 141」がリリース - 12件の脆弱性を解消
SBI Cryptoで自己保有の暗号資産が流出 - 原因や被害など調査
「Termix」のDockerイメージにSSH認証情報が流出するおそれ
米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も