NHK委託会社元社員が個人情報を持ち出して受信料を詐取
NHK業務委託先の元社員が、視聴者14名分の個人情報を持ち出し、集金を装って3人から受信料を詐取していたことがわかった。
同社によれば、データを持ち出したのは、受信料の契約や集金業務を委託していたクルーガーに2006年3月から5月まで勤務していた元社員。14件の個人情報を携帯電話に登録して持ち出し、退職後の5月中旬に、受信料の集金を装って視聴者1名から1万5490円を騙し取ったという。
さらに在職中である4月中旬には、業務用の携帯電話に登録されている個人情報をもとに、2名から合わせて3万6490円を不正に集金した。同社では、被害に遭った視聴者に対し謝罪するとともに、全額を返金した。また、同社員の詐欺罪による告発も検討しているとしている。
(Security NEXT - 2006/06/30 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、アップデート公開 - 軽減策の実施も
特権コマンド実行ツール「sudo」に重要度「クリティカル」の脆弱性
【特別企画】専門家13人が「生成AI時代」のセキュリティを多角的に解説
学童保育で利用料決定通知書1クラス分が所在不明に - 和歌山市
個人情報残存する「就職先情報リスト」を学生に共有 - 摂南大
法人の不正送金被害が約8.6倍 - 金額ベースで個人を上回る
テゲ宮崎の通販サイト、管理ページが認証なしで閲覧可能に
サイバー攻撃でシステム障害が発生 - ヤマダコーポレーション
「IBM WebSphere Application Server」にRCE脆弱性 - 暫定パッチ公開