Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ジェイブック、操作ミスで顧客2383名のメールアドレスを誤送信

インターネット書籍販売のジェイブックは、10月17日にメールマガジンを送信する際、2383名分のメールアドレスを誤って記載した状態で送信したと発表した。

同社によれば、流出したのは顧客2383名の氏名およびメールアドレスなどで、配信件数は3326件。配信する際、作業中の操作ミスにより、メールマガジン本文のデータに配信先情報を上書きして送信してしまったためだという。

同社では、個人情報緊急対策本部を社内に設置し、安全対策や関連業務などの運用体制を強化して再発防止に努めるとしている。これらの対策が実施されるまでは、メールマガジン配信を中止するという。

また、個人情報が流出について判定できるページを用意し、公開している。判定をするにはログインが必要。また、流出の対象となった顧客に対し、今後の対応などについて個別に連絡するとしている。

(Security NEXT - 2005/10/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

KDDIとNEC、セキュリティ分野で合弁会社United Cyber Forceを設立
マルウェアの挙動をリアルタイム監視するOSSを公開 - JPCERT/CC
小学校児童の画像を含むカメラとメモリが所在不明 - 名古屋市
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
行政相談のメモを一時紛失、相談員宅で見つかる - 総務省
「バンダイCH」で個人情報流出の可能性 - ランサム被害は否定
動画配信「バンダイCH」が一時停止 - 「意図せぬ退会」発生
「FortiOS」に3件の脆弱性 - アップデートで修正
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み