Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

福邦銀行、顧客情報を記録したCD-ROMを紛失

福邦銀行は、京都支店において、顧客情報4256件が記録されたCD-ROM1枚の紛失が判明したと発表した。

同行によれば、所在不明となっているCD-ROMには、1998年4月から同年9月までの情報が記録されており、同支店の顧客4256名分の氏名、住所、電話番号、口座番号、預金残高などの個人情報が記録されていた。同CD-ROMには、パスワードおよび暗号化によるデータ保護の措置が取られていたという。

同行の調査によれば、紛失した時期は2005年8月初旬ごろで、内部で誤って廃棄した可能性が高いという。同行では、顧客からの問い合わせ窓口を設置するとともに、顧客情報の管理体制を見直して再発防止に努めるとしている。

(Security NEXT - 2005/10/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み