Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

三菱UFJ証券、パスワードや口座番号記載の通知書を誤送付

三菱UFJ証券は、10月1日に三菱証券とUFJつばさ証券が合併したことに伴い、合併前の旧UFJつばさ証券の一部顧客宛てに新しいパスワードの通知書を郵送したが、その際に誤った住所へ送付する事故が発生したと発表した。

同社によれば、誤送付された通知書には氏名、パスワード、口座番号などの顧客情報が含まれており、3152名分の通知書が誤った住所へ送付された。その多くは住所が異なるとして同社に返却されたものの、810名の通知書がそのまま誤った住所へ送付された可能性がある。さらにそのうち69名が受け取っていることも判明している。

同社では、送付したパスワードを無効とする措置をすでに取ったという。また、窓口を設置して顧客からの問い合わせに応じるとともに、顧客情報の管理をさらに徹底して再発防止に努めるとしている。

(Security NEXT - 2005/10/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ
フィッシング契機に第三者が端末操作、個人情報流出か - 共立メンテナンス
ランサム被害で写真や動画が流出、調査を実施 - 横須賀学院
委託調査の関連データが保存されたPCを紛失 - 埼玉県
CiscoやSonicWallのゼロデイ脆弱性悪用に注意喚起 - 米CISA
「Node.js」のアップデートが再延期 - 年明け2026年1月7日を予定
リフト券販売サイトが改ざん、個人情報が流出 - 片品村
SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」にゼロデイ脆弱性
「Apache Airflow」の開発用拡張コンポーネントにRCE脆弱性