Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ACCS、個人情報漏洩事件で元研究員と和解

コンピュータソフトウェア著作権協会は、同協会ウェブサイトより個人情報が流出した事件で、個人情報を不正に入手した元国立大学研究員との民事訴訟について和解が成立したと発表した。

同事件は、同協会のホームページの不備を尽き、同研究員が個人情報などを入手。セキュリティイベントでアクセス方法や個人情報を公開したもの。刑事訴訟では、不正アクセス禁止法違反で有罪判決確定している。ACCSと個人3名が民事訴訟を提起していた。

ACCSによれば、元国立大学研究員が損害賠償を認め、謝罪文を提出することに合意することで和解したという。同研究員のACCSに対する謝罪文は、7月25日から1カ月間、ホームページ上で公開するという。

(Security NEXT - 2005/07/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

イベント案内メールで誤送信、参加者のメアド流出 - 氷見市
サンプルコードなどの既知シークレット流用、サイト侵害の原因に
米当局、「WSUS」脆弱性で対象サーバの特定や侵害監視を呼びかけ
従業員アカウントが不正利用、フィッシング踏み台に - 常石G
通信機器経由でサイバー攻撃、侵害サーバに顧客情報 - 日本プラスト
海外グループ会社でインシデント、影響を調査 - 電通グループ
2月に「セキュキャン2026フォーラム」開催 - 活動成果を募集
「CSIRTスタータキット」の改訂版を公開 - 日本シーサート協議会
柏崎刈羽原発説明会の情報公開文書でマスキング漏れ - 新潟県
「Kea DHCP」にサービス拒否の脆弱性 - アップデートが公開