Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

湯沢市民の個人情報が流出 - P2Pソフト経由のウイルス感染が原因

秋田県湯沢市において市民の個人情報がP2Pソフトウェア「Winny」を通じてウイルスに感染し、個人情報が流出していたことが15日にわかった。

同市は3月に旧湯沢市、旧稲川町、旧雄勝町、旧皆瀬村が合併して誕生したが、1月に行われた合併に関するアンケートが流出したもので、旧湯沢市の1万1255人の氏名、住所、性別、生年月日や同市職員の個人情報が記録されていた。

データを管理する職員が公用パソコンへファイル交換ソフト「Winny」をインストールし、同ソフト経由によりウイルスに感染。その結果流出してしまったという。

(Security NEXT - 2005/04/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

入力委託先で特定健診の受診票などが所在不明に - 守口市
AI環境向けに分散処理フレームワーク「Ray」にRCE脆弱性
SwitchBot製テレビドアホンに脆弱性 - 親子機の更新を
口座振込の確認メールを「CC」送信、メアドが流出 - 大阪市
総当り攻撃で内部侵入、挙動検知してサーバ隔離 - タマダHD
医療分野のセキュリティ人材育成で協定 - IPAとJAMI
認証管理製品「Devolutions Server」に複数脆弱性 - アップデートを提供
問合窓口担当者が外部サイトで顧客電話番号に関する不適切投稿 - JR東日本
先週注目された記事(2025年11月23日〜2025年11月29日)
米当局、工場設備向け「ScadaBR」のXSS脆弱性悪用を警告