Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

修理工事の領収証控が所在不明、誤廃棄の可能性 - 東京ガス

東京ガスは、顧客情報が記載されたガス漏れ修理工事代金の領収証が所在不明になっていることを明らかにした。

同社によれば、東京都と埼玉県の一部顧客のガス漏れ修繕を担当する西部ガスライト24において、ガス工事代金の領収証控えを紛失したもの。

2015年4月から2016年3月までの領収証控え669件が収納された保存箱1箱の所在がわからないという。顧客の氏名、領収金額、領収内訳が記載されていた。

問題の領収証控えは、2017年4月に事務所内のキャビネットから文書保存センターへ移管。顧客対応のため、2月14日に確認したところ、紛失していることが判明した。捜索したが発見できず、警察へ届けている。

文書保存センターは常時施錠されており、2017年5月に保管期限の過ぎた書類の廃棄処理を行った際に保存箱を搬出していることから、誤って処分した可能性が高いと説明。対象となる顧客に対し、書面で説明と謝罪を行うとしている。

(Security NEXT - 2018/02/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

中等教育学校で受験生資料含むUSBメモリを紛失 - 新潟県
委託調査の関連データが保存されたPCを紛失 - 埼玉県
リモートアクセス用認証キー紛失、外部アクセス確認されず - デ協
成人の日記念行事の案内ハガキを紛失 - 福岡市
5支店で個人情報含む伝票を紛失、誤廃棄の可能性 - 興能信金
市内4校で端末紛失、一部で保存データが不明 - 葛飾区
公共用地境界確定に関連する公文書が所在不明 - 和歌山県
患者情報含む書類紛失、ISO審査前の確認で判明 - 浜医大病院
入力委託先で特定健診の受診票などが所在不明に - 守口市
行政文書を紛失、書架移動の繰り返しで紛失か - 愛知労働局