2月は「サイバーセキュリティ月間」 - 新版情報セキュリティハンドブックにアプリも
政府は、サイバーセキュリティに関する啓発を目的とした「サイバーセキュリティ月間」を2月より全国で展開する。期間中は、イベントの開催や啓発用ウェブサイトを活用した情報発信などが予定されている。

アプリの公開も予定されている「ネットワークビギナーのための情報セキュリティハンドブック」
内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)では、2月1日から3月18日(サイバー)までを「サイバーセキュリティ月間」としており、政府機関や関係団体による連携のもと、サイバーセキュリティに関する普及啓発活動を推進する。
2018年は、「サイバーセキュリティは全員参加!」をキャッチフレーズに掲げ、2月1日にニコファーレで開催される「キックオフサミット」を皮切りに、各省庁対抗による競技形式のサイバー攻撃対処訓練のほか、インターネット安全教室やセキュリティセミナーなどを全国各地で開催する。
また、SF作家である長谷敏司氏原作のTVアニメ作品「BEATLESS」とのタイアップ企画を展開。同作品のイラストを用いたタイアップポスターを全国の関係機関に配布するほか、ウェブバナーを提供する。
さらに、同センターの啓発サイト「みんなでしっかりサイバーセキュリティ」では特設ページを開設。PDFや電子書籍で展開する「ネットワークビギナーのための情報セキュリティハンドブック」の新版「同ver.3.00」について普及を図り、あらたにアプリも用意するほか、サイバーセキュリティに関する日替わりコラムを掲載する。これまで同様、SNSを活用した情報発信に関してもあわせて推進していく。
(Security NEXT - 2018/01/18 )
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