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メルカリで海賊版「Office」を販売して逮捕 - 認証回避プログラムもあわせて提供か

兵庫県警らは8月31日、個人間取引が行えるいわゆるフリーマ−ケットアプリを介し、海賊版の「Office」を販売したとして、岡山県の男女を著作権法違反および不正競争防止法違反の容疑で逮捕した。

男女は2016年12月ごろから2017年5月ごろにかけて、無断で複製した「Microsoft Office Professional Plus 2013」を、「メルカリ」を通じて3人に販売した疑いが持たれている。

捜査協力を行ってきたBSA|The Software Allianceによれば、同団体への情報提供をきっかけに今回の問題が発覚。販売にあたり、ライセンス認証を回避するための不正プログラムを記録したDVDを提供していたと見られている。

被疑者の男性は、不正プログラムを販売したとして、2015年9月8日に不正競争防止法違反で、懲役2年(執行猶予5年)、罰金200万円の有罪判決が言い渡されていた。

(Security NEXT - 2017/09/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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